タイヤはどれも一緒?
「タイヤなんて、どれも同じでしょ」なんて悲しいこと言わないで…
タイヤには、重い車体を支えるとともに、高速で動く車体を止めたり、左右へ方向をかえたりする重要な役目があります。
当たり前のことのように聞こえますけど、逆にコレができないということは大変なことですよ。ブレーキ踏んでも止まらんかったら、至る所でおかまホリホリ…。(苦笑
タイヤが柔らかいゴムでなくて、硬いものだったらガガガガガ…(((゚□゚;)))…!!!
快適どころか乗ってられないですよね。
幸いにもタイヤはゴムという素材でできました。( ´ω`)=3ホッ
自動車用のタイヤは、フランスのミシュラン兄弟が発明しました。最初のレースでは100回近いパンクを繰り返し、それでも完走したのだとか。(100年以上前の話)
ほんとにあんやとさんですm(__)m
さて話は戻りますが、タイヤはどれもおんなじじゃないというなら、何が違うのか。
タイヤはサイズによって違いますし、同じメーカーの同じサイズでも、種類がいくつかあったりします。(値段も違います)
それは、そのタイヤの重視しているものが運動性能(止まったり、曲がったりする性能)だったり、快適性(乗り心地、ロードノイズの静かさ)だったり・・・それによって価格に差が出てきます。
また、メーカーの違いによる品質の差もあります。
ましてや、「なんか履いとればいいわ〜」ということはありません。車にはその車に合った大きさ(タイヤサイズ)、ロードインデックス(最大荷重指数)を、自動車を作った人?が決めています。
たとえば、車が自分で、タイヤがランニングシューズだとしたら。
自分の足にジャストフィット!したランニングシューズでマラソンするのと、ぶかぶかに大きい(またはキツキツに小さい)ものを履くのでは、マラソンの結果も違うし足にかかる負担も違いますよね。
タイヤの選び方
まず、タイヤを変えるときに必要な情報を整理してみましょう
- 今のタイヤサイズを調べる
- 「どういう車にしたいか」を考える
(ハンドリング・運動性能を良くしたい。乗りごこちを良くしたい…など) - 今と同じサイズにするのか、インチアップ※するのかを決める
※インチアップ時の注意
外径をあわせるのはもちろん、標準タイヤのロードインデックス以下にならないようにしましょう。(低いとタイヤ損傷につながります)
なんだかよくわからない、という場合は、車に乗って来ていただければスタッフが確認をいたします。
タイヤサイズは、タイヤの側面か、ドアを開けた所に

標準サイズを調べる
運転席のドアを開けたところ(車体側・ドア側とある)に写真右のようなシールがあります。複数のサイズが書かれている場合は、装着中のタイヤを確認しましょう。
また、車載の取扱説明書にもタイヤサイズは載っています。
今履いているタイヤを見る
タイヤの側面には色々な記載があります。
メーカー名(例・PIRELLI、DUNLOP等)や銘柄(例・P3000、DIGITYRE eco等)、タイヤサイズ、製造年などなど・・・
写真の場合は、サイズに
155/65 R 13 73S と書かれています。この部分を確認して下さい
155: タイヤ幅の呼称(mm)
65 : 偏平率(%) タイヤの厚み
R : ラジアル構造
13 : リム径の呼称(インチ)
73 : ロードインデックス(荷重指数/kg)
規定の条件下で荷重できる最大荷重を表す数値
ちなみに、荷重指数73は、荷重365kg/本S : 速度記号(最高速度 km/h)
記号は L(120)〜Y(300)、 ZR(240超)
ちなみに、速度記号Sは、180km/h
上記以外の記載がある場合もあります。詳しくは各メーカーから出ているタイヤカタログの裏面あたりに記載されています。それがシンプルでわかりやすいです。
正しいサイズを装着しましょう
タイヤサイズは、車の重さ、構造、運動性能、パワーなどに合わせて自動車メーカーが定めたものです。
サイズが違っても装着できることがあるかもしれませんが、その場合の安全性は保障されません。不適正なサイズは、安全性を損なうと共に、タイヤの磨耗(寿命)を早め、資源の無駄遣いにつながります。
また、インチアップの際はタイヤカタログなどに載っているインチアップ表をご参照の上、外径をあわせ、標準タイヤのロードインデックス以下にならないように注意しましょう。
タイヤはどのくらいで交換したらいいの?
年数
使用開始から5年が目安
溝がある場合でも安全な走行を損なうことが考えられるので専門店等で確認される事をおすすめします。但し、製造年数を10年経過したものについては安全ではありませんので早急に交換されることをおすすします。
スタッドレスタイヤについては、ゴムの経年劣化による硬化が目安です。
(3〜4年と言われています)
★製造年数の見方(写真はスタッドレス・DUNLOP製)★

写真は2005年に撮影しています。
製造年月はタイヤの片面に必ず記載されています。メーカーによって表記に違いがあるようですが、大体同じような感じです。このほか、生産国名なども記載されています。
残り溝
残り溝が1.6mmになれば交換期
タイヤには「スリップサイン」があります。それが1ヶ所でも露出すれば交換してください。また、偏磨耗、片ベリ、センターベリなどで、タイヤの1部だけでもスリップサインと並べば交換するようにして下さい。タイヤとしては安全な走行ができないというサインなのです。
※スタッドレスは、残り溝が6mm程度(約50%の残り溝)が使用限度です。交換を知らせるサイン「プラットホーム」がタイヤの4箇所に有り、1箇所だけでも溝と並ぶと、スタッドレスとしては使用できません。走行距離からいえば大体10,000Kmほど。(但し、走り方や路面条件にもよります)
偏磨耗の理由
タイヤの空気圧不足や過多、足回りアライメント不良、車高を落としたことによる弊害。また、タイヤのサイズが違う、タイヤのグレードが合っていない など・・・
タイヤを使い切る前にダメになってしまうのでとてももったいないです。
←片側だけが異常に磨耗していますね
夏用タイヤとスタッドレスタイヤ
同じように見えるかもしれませんが、じーっとタイヤを見比べると・・・

スタッドレス(ピレリ・アイスストーム)/夏タイヤ(ピレリ・P3000エナジー)
夏タイヤは細い溝、ゴムの表面が平らになっているのに対し、スタッドレスは太い溝と、ブロックのようなパターン、そして細かい波のように刻まれた溝。
夏タイヤ
乾いた路面や雨の日を走行することを目的とし、運動性能を重視したもの、快適性(低騒音・乗り心地)を重視したもの、スポーツタイヤなど、その目的に合わせたタイヤがあります
スタッドレスタイヤ
積雪路や凍結路での走行を目的としており、普通タイヤに比べて大きくこんな特徴があります。(スタッドレスタイヤのページもあります)
(1)深く太めの溝
普通のタイヤに比べて、溝が深く設計されています。これは、積雪路で溝が雪を噛むようにしてグリップを得るため。
また、噛んだ雪が回転する間に剥がれ落ち、再度接地した時には、新たに雪を噛めるようになっていないと、溝が詰まってしまいます。
溝が雪で目詰まりしないように、溝が深めに作られているんですね
磨耗によって溝が浅くなると、目詰まりを起こしやすく滑る原因となります。
(2)サイプ
スタッドレスタイヤの溝を構成するブロックには「サイプ」と呼ばれる細かい溝が切られています。凍結路や圧雪路でグリップを得るために、サイプが柔軟に変形して路面を引っ掻くような働きをします
(3)ゴム
スタッドレスタイヤのゴムは低温でも柔軟さを失わず、それでいて常温で溶けないような、普通タイヤとは異なるゴムを使用しています。
さらに、凍結路でのグリップを向上させるためにメーカー各社が独自の工夫をこらしています。(例えば、気泡を含んだゴムを使い吸水・吸着効果を向上させたり、グラスファイバーを練りこんで引っ掻き効果を持たせたりするなど)
ゴムの柔軟性は年数が経つと硬化します。(経年劣化)
製造年から3〜5年を目安に交換しましょう
スタッドレスタイヤのはき潰し(夏場の使用)
乾燥路面でのグリップ力は一般タイヤに劣り、コーナリングでの横滑りや、濡れた路面でのスリップには注意が必要です。
スタッドレスは冬用のタイヤなので、夏用と同じような感覚で使われると危険です。

タイヤで車の良し悪しが変わるといっても言い過ぎではない。
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